|
 |
 |
李氏朝鮮時代の正宮として韓国を代表する古宮
景福宮(キョンボックン)は、李氏朝鮮時代に王が生活を営みながら臣下とともに政治を司っていた正宮で、現在では韓国を代表する古宮として知られています。その後も多くの宮殿がソウル市内に建てられましたが、その中でも一番の規模も誇り、当時の最高建築技術をもって荘厳に建造されました。景福宮は外国からの観光客はもとより韓国国内からも多くの人々が訪れています。また旧正月やチュソク(旧暦8月15日)など名節には、伝統衣装の韓服に身を包んだ人であふれかえり、あちこちで伝統遊びが行なわれます。景福宮には、慶会楼(キョンフェル)と香園池(ヒャンウォンジ)という伝統的な庭園がそのままの姿で残っており、朝鮮時代の伝統が残る美しい景色を堪能することができます。
|
 |
|
|
興礼門と光化門 との間に広場があり、チケットはここで購入します。勤政殿(クンジョンジョン) は国宝第22号に指定されている景福宮の正殿で、「民を勤勉に治める」という意味があります。国の政治をつかさどった建物にふさわしく、最も雄大な建物です。中央には玉座があり、その後ろの屏風は「日月五峰図」といいます。景福宮では外国語による解説案内が行われ、日本語でのガイドは1日3回(10:00,12:30,14:30)行われています。また興礼門の前の広場では、朝鮮時代の守門軍の交代儀式を再現した「王宮守門将交代儀式」が行なわれます。景福宮の休日である火曜日をのぞく毎日、10:00~15:00(1月,2月,7月,8月,12月は10:00~16:00)の定刻に15分ほど行われます。 |
 |
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
 |
 |
|
 |
 |
李氏朝鮮の初代王太祖(テジョ)が1392年に開城(ケソン)で王に即位し、その2年後1394年に現在のソウルにあたる漢陽へ遷都を決定し王宮の建設が始まり1395年から正宮として使用され城郭と四大門も整備されました。1592年の文禄の役において破壊され、その後270年間は離宮の昌徳宮が正殿に使用されたため景福宮は再建されずにいました。1865年に興宣大院君が再建したが1910年から日本の植民地支配が始まると王宮としての役をおえ、大半が破壊されてしまいました。現在は北側の部分が青瓦台(大統領官邸)として使用されていますが、91年から正門の光化門を始め復元作業が行われており2025年にすべての復元作業が完了する予定。 |
|
正門の光化門(クァンファムン)、正殿の勤政殿(クンジョンジョン)、勤政殿の正門にあたる勤政門(クンジョンムン)、王が会議など国事を行った思政殿(サジョンジョン)、世子(王子)が勉学にいそしんだ資善堂(チャソンダン)など景福宮には見どころがいっぱいです。その他冬の時期をのぞいて「李朝宮城門の開閉および守門将交代式」が広場で行われておりこちらも必見です。 |
|
|
|
|
|
 |
 |
|
 |
 |
王宮守門将交代儀式は王宮の「禁軍」つまり近衛兵の交代儀式のこと。朝鮮王朝時代に禁軍として禁衛営、御営庁、訓錬都監が設置され、王宮の警備のため内禁衛や武芸庁が置かれました。
|
|
「禁軍」という呼び名は当時庶民は王宮内に立ち入り禁止、つまり禁内、禁宮と呼ばれたことからついた名前。普段禁軍は王の警護や門の開閉、宮内外を見回ったりして王宮の警護にあたっていました。
|
|
♣観光地 情報データ |
観 光 地 名 : 景福宮 (キョンボックン) / 경복궁
|
【 観光地 情報 】
住 所
|
ソウル特別市 鐘路区(チョンノグ)社稷路(サジクロ)161
|
(ハングル)
|
서울특별시 종로구 사직로 161
|
休 館 日(景福宮)
|
毎週火曜日 ※旧正月・秋夕(チュソク)時期を除く |
入場料(景福宮) |
19歳以上64歳以下:3.000ウォン 7歳以上18歳以下:1,500ウォン
※外国人料金 6才以下:無料
※統合観覧券(10,000ウォン)を利用しますと、一枚の券で景福宮、昌徳宮、昌慶宮、徳寿宮、宗廟が観覧可能です。
(観覧券購入日より3ヶ月有効・入場は1回のみ可能)
※景福宮の入場券で国立古宮博物館、乾清宮も入場可能。 |
観覧時間(景福宮)
|
3月~5月・9月~10月 09:00~18:00
6月~8月 09:00~18:30
11月~2月 09:00~17:00
※閉館1時間前までに入場のこと |
日本語解説(景福宮) |
10:00~/12:30~/14:30~ (景福宮案内デスク前からスタート、所要時間約1時間半) |
お問い合わせ先
|
02)3700 - 3900 |
ホームページ |
www.royalpalace.go.kr/ (韓国語、英語)
|
現地 アクセス |
①地下鉄 3号線 景福宮 (No.327 Gyeongbokgung) 駅 5番出口から徒歩5分。
②地下鉄 5号線 光化門 (No.533 Gwanghwamun) 駅 2番出口から徒歩5分。 |
♣ 注 意 事 項 |
• 入場券は 観覧時間 終了1時間前まで 販売してます。
|
• 現地の事情により予告なしに変更される場合もございます。あらかじめご了承ください。 |
• 最終更新日 : 2020.02.10 |
|
|