国立扶余(プヨ)博物館【忠清道観光スポット・ハナビツアー】

国立扶余(プヨ）博物館
		忠清南道の扶余にある国立扶余博物館は、４つの展示室と野外展示場があり、約1,000点余りの展示物を始め13,000点余りに上る資料を所蔵しています。展示室に入ると青銅器時代の代表的なムラ遺跡と、この遺跡から出土した各種遺物、石器や土器などを見学できます。歴史室には主に百済の歴史上、文化・芸術的に最も隆盛した時期だったと言われる時代の遺物が展示されています。この他にも仏教美術室には仏教美術に関連した仏像をはじめとする遺物が展示されています。


また前庭、展示室の玄関、博物館裏庭の野外石造遺物展示場でも石で作られた数多くの石仏、石塔など、たくさんの遺物を見ることができます。この博物館で最も有名な展示物で博物館のシンボルにもなっているのが「百済金銅大香炉」です。この香炉は、1993年、扶餘陵山里（プヨ・ヌンサンリ）の寺址での発掘調査のときに発見されました。　台と香をたてる胴体、蓋といった３つの部分で構成されています。香炉は香を立てる炉を意味するもので、鳳凰の胸あたりに2つ、蓋に付いている山の後部に10と、合計12の孔が設けられており、香煙が立ち上がるように工夫されています。


			この香炉は、当時の王室と密接な関連があると推定される陵山里の寺跡から出土したことから、王室の儀式に使われたものと考えられます。この香炉の発見により、当時の百濟人の持つ美的感覚と神仙思想などを見ることが出来ます。この香炉は、国宝287号に指定されています。

百済文化のすべてを見られる国立扶余博物館

♣観光地情報データ 　　　　　　　　　　

    観光地名    :   国立扶余博物館／국립 부여박물관　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

   【観光地情報】

住        所

忠清南道（チュンチョンナムド）扶余郡（ブヨグン）扶余邑（ブヨウプ）クムソンロ 1番地

(ハングル)
충청남도 부여군 부여읍 금성로 1번지

休館日
  1月1日、毎週月曜日

入場料無料

観覧時間
  09：00~18：00（土日祝日：09：00~19：00） ※ 4月~10月の毎週土曜日は午後9時まで

お問い合わせ先
041）833-8562

ホームページ

http://buyeo.museum.go.kr

現地アクセスプヨ市外バスターミナルよりタクシー利用



    ♣ 注意事項

  • 現地の事情により予告なしに変更される場合もございます。あらかじめご了承ください。

• 最終更新日 : 2015.03.28

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